2013年9月18日水曜日

こころの病で休職中 本人編(2)

休職初期の段階と休職期間中について、前回はお話しました。
今回は、休職後から復職に向けてのお話をしたいと思います。

 

家族を頼る


休職に入る前・休職期間中・復職に至るまでの間、いちばん頼りになるのが家族です。
病院に一緒に行ってもらう、薬の服用を確認してもらうなど、こころの病は一人で治そうとせず、家族に協力してもらいましょう。

 

職場との連絡


職場の担当者とも、1ヶ月に一度は連絡を取り合えるようにしておきましょう。
会社では休職期間を定めています。それまでに復職できるのか、休職期間を延長できるのかなど、現在の症状や状況を話しておくことによって、職場もいつ復帰できるのか、サポート体制はどうするのかなど、双方で対応策を考えることができます。

また、職場とつながっていられることでで、安心感も得られるということもあります。
ご自分で連絡を取るのが困難な場合は、家族に連絡を取ってもらうと良いでしょう。

 

仕事を始めるタイミング


症状改善と体力の回復によっては、復職したり、新しい仕事(職場)についたりすることが可能になるでしょう。

しかし、焦ってはいけません。現在、復職しても再休職してしまう方が多いということが問題となっているのです。
早く復職しなくてはと焦るあまり、再発してしまうケースが多いのです。

休職・復職を繰り返すことは病状の悪化にもつながります。
現在、心の病においても服薬と休養を充分に取ることによって、体力の回復と精神症状の改善が見込めるようになってきています。

焦らず、主治医、家族、職場とも相談をしながら、タイミングを見極めて復職していきましょう。



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